高校までサッカーに打ち込んできた私がフットサルに出会ったのは1996年。
高校の同級生とチームを作り、毎週末は大会に参加していました。
当時のフットサル業界はまだ産声を上げたばかり。専用施設も少なく、イベントも
限られた選択肢しかありませんでした。

大学のサッカーサークルに所属し、サッカー大会などにも参加しているうちに
もっといいサービスを提供できるのではないかと考えるようになり
大学4年の時に前身である「有限会社エフネット」を立ち上げました。

子供から大人まで、より多くの方にフットサル・サッカーを楽しめる環境を作ることを
使命として活動をスタートしました。

業界内ではいち早くインターネットの活用をはじめ、コネも販路も資金もない状態で
仲間とともにがむしゃらに進んでいくうちに、多くの方の支持をいただき、イベント事業は広がりを見せました。

創業して3年。縁があって、千葉県柏市に自社施設1号店を開設。フットサル施設運営に
進出。現在は、千葉、埼玉に3店舗を運営しています。

2011年の東日本大震災は、私たちの事業にも大きな影響を与えました。主軸であったスポーツツーリズムから撤退し
フットサル施設運営やデイリーイベント中心の事業に転換しました。

2020年、20周年を迎えた年。新型コロナウイルス感染症の蔓延が始まりました。
事業への影響も大きく、特にイベント事業は大幅に縮小する事態になりました。

混乱のなか、今一度自分たちが行っている事業について考えました。
そこで出た結論は、スポーツをするということは、不要不急なものではなく
人々にとってなくてはならない活動であるという事。
私たちはその環境を作り続けることが使命であると。

コロナ禍を経て、フットサル以外のスポーツにも弊社の施設を利用いただく機会が増えてきました。
運営するフットサル施設を多目的スポーツ施設に転換し、多くのスポーツ愛好家の方に
スポーツ環境を提供してまいります。

多くの困難を仲間たちと乗り越え、そのたびに変化をしながら成長してきました。
これらからも、多くの想いを同じくする方たちと協力し合いながら、
Do sportsの支援をしていきたいと思います。

株式会社エフネットスポーツ
代表取締役社長　金子　諭